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貯蓄から投資へ(酒井)|岡崎市の税理士事務所
山本富彦税理士事務所/株式会社アンドリュウ
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貯蓄から投資へ(酒井)
2022.12.21
12月16日、自民党のwebサイトで令和5年度の税制改正大綱が発表されました。
その中で新しいNISAの内容について見ていきたいと思います。
現在の制度と新NISAの違いを表にすると以下のようになります。
現在 | 2024年1月以降 | |
制度が使える期間 | つみたて:42年まで
一般:23年まで |
恒久化 |
年間投資枠 | つみたて:40万円
一般:120万円 |
つみたて:120万円
一般:240万円 |
非課税期間 | つみたて:20年
一般:5年 |
無期限 |
最大投資枠 | つみたて:800万円
一般:600万円 |
買付残高で1,800万円
(うち一般は最大1,200万円) ※売却すれば枠を再利用可能 |
つみたてと一般の併用 | 不可 | 可能 |
今回覚えておきたいポイントとして、以下の3つを深掘りします。
①制度・非課税期間の恒久化
②投資枠の拡大
③併用ができる
①制度・非課税期間の恒久化
今までは、つみたてNISAが2042年まで、一般NISAが2023年までとなっており、2024年から一般NISAのみ新たな制度に移行する予定でした。
しかし、今回の改正により、どちらも制度・非課税期間が恒久化されることとなります。
②投資枠の拡大
今までは、つみたてNISAが年間40万円×20年間=800万円、一般NISAが年間120万円×5年間=600万円が最大投資可能枠でしたが、2024年の改正後は、つみたてNISAが年間120万円、一般NISAが年間240万円となり、投資可能期間は無期限となります。
また、生涯での最大非課税投資枠が決められており、買付残高で1800万円が最大投資枠となる予定で、そのうち一般NISAは最大1200万円となります。ここでのポイントは、買付残高で1800万円のため、1800万円分投資をしてもそのあと売却すれば、再投資が可能となります。
③併用ができる
今までのNISAでは、つみたてNISAか一般NISAのどちらかを選ぶ必要がありましたが、2024年以降はつみたてNISAと一般NISAが併用できるようになります。
そのため、つみたてNISAで毎月積立をしつつ、一般NISAで個別株投資やアメリカ株投資をすることが可能となります。
私自身、投資には興味があるものの、リスクばかり考えてしまい中々手を出すことができていませんが、2023年はつみたてNISAにチャレンジして投資に触れる機会をつくり、未知の分野についても知識や経験を増やしていければと思います。
最後に、2022年1年間ありがとうございました。
2023年もスタッフ全員、全力でサポートしてまいりますので、今後とも変わらぬご愛顧いただけますようお願い申し上げます。
山本富彦税理士務所&株式会社アンドリュウ
相談料 30分 ¥5,500(税込)
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