年末調整（村松）｜岡崎市の税理士事務所

先週の金曜日に、岡崎法人会南部支部主催のセミナー「知って得する相続」が開催され、当事務所の所長及び所属税理士が講師を務めさせて頂きました。お忙しい中、ご参加いただき誠にありがとうございました。限られた時間・人数制限での開催となりましたが、皆様とても熱心にお話を聞いて下さり、少しでもお役に立てたのではないかと、開催できたことをとても嬉しく思います。開催にあたり、ご尽力いただきました皆様に改めて感謝申し上げます。

さて、今年も年末調整の時期がやってきます。

昨年と大きな変更はありませんが、扶養控除申告書などの用紙から、「印」のマークがなくなり、ご印鑑が不要となりました。また、それぞれの用紙には「記載のしかたはこちら」という二次元コード（QRコード）が印字され、スマホなどで読み取ることにより、簡単に記入例を確認することができるようになりました。記入例を紙で印刷して従業員の方に配賦していた場合には、その手間が省けますね。

また、記載方法でお問い合わせの多いものに、「給与所得者の基礎控除申告書兼給与所得者の配偶者控除等申告書兼所得金額調整控除申告書」の「所得」についてのご質問があります。「所得」には、事業所得や不動産所得、配当所得などいろいろな種類があります。サラリーマンであれば給与所得となり、総支給額（収入）から給与所得控除額（収入金額に応じた金額）を差し引いて計算します。この給与所得控除額は、QRコードの記入例から確認することができます。他の種類の所得についても、原則は収入から必要経費を差し引いて計算したものが所得となります。申告書には、「給与所得」と、「給与所得以外の所得の合計額」に分けて記載するようになっていますので、ご自身や配偶者の方に給与以外の所得はないか、例えば、年金（雑所得となります）はないか、確認の上、ご記入ください。

年末調整が始まると、いよいよ税理士事務所の繁忙期がやってきたと、身が引き締まる思いです。個人的には、来月開催予定の「豊田マラソン」にエントリーしているため、別の意味で身体を引き締め中です。

山本富彦税理士務所＆株式会社アンドリュウ

相談料　３０分　¥５，5００（税込）

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