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デューデリ(インドの都市ではありません)と税務調査(玄髭)|岡崎市の税理士事務所
山本富彦税理士事務所/株式会社アンドリュウ
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デューデリ(インドの都市ではありません)と税務調査(玄髭)
2022.11.01
先日、デューデリに行ってまいりました。デューデリとはいわゆるM&Aをする場合の買収監査のことで、譲受側が事業・財務・法務・労務など様々な分野にわたり対象企業の問題点や課題を確認するための手続きです。譲受側企業が指定した者であれば、税理士でなくてもできます。
この10年ほどの期間で携わったのは譲受側・譲渡側あわせて10件以上と、弊所の規模としては多いのではと思っております。譲受側の案件では、買収監査の出来によっては依頼企業に損失を被らせる可能性がありますので事前準備を綿密に行いますが、これから一緒に事業を発展させていこうという立場で臨むのでワクワク感があります。
「企業買収の実務プロセス」…とても参考になります
一方、税務調査とは、税務官公庁(一般的には税務署)が企業や個人が税法通りに正しく計算したうえで収入や税額を申告しているかを確認するための手続きです。税務代理権限を与えられた税理士しか税務調査の立会いはできません(税理士の立会いなしで企業だけで対応してもよいものです)。
もともと(取引先企業が)税務調査を受ける機会は多いわけではありませんが、この数年はコロナ禍でさらに減少しているようでした。依頼された税務申告に対して税務調査の立会いをする場合は、検討は十分だったか、見落としはなかったかなど対象企業以上にドキドキするものです。
「質疑応答記録書作成の手引について」…同業者は必読です
デューデリ・税務調査ともに経験したいといってできるものではなく、また案件ごとにすべて状況・条件が異なりますし、都度反省点も見つかります。それでも案件終了後に、依頼者に“ありがとう”と声を掛けてもらえるよう、これからも日々研鑽に努めてまいります。
山本富彦税理士事務所 & 株式会社アンドリュウ
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